2023年11月13~14日の二日間、再び全国化学労働組合総連合(化学総連)のみなさま21名が来島くださいました。
"プラスチックを供給する側に従事する者として、現実を知り、解決に向けて微力ながら尽力したい"という理念の下、第9回対馬海岸清掃ボランティアと称して対馬CAPPAの環境スタディにご参加くださった化学総連の皆さまは、毎度高い意識と情熱で清掃作業に励んでくださいます。
今回の舞台は厳原町にあります椎根の海岸です。
数多の海ごみが漂着する場所ということもあり、対馬の代表的な漂着物(あなご漁具、ポリタンク等)が多く見受けられます。
一つ一つの解説にも真摯に耳を傾けてくださるみなさまの姿勢に、いつも背筋が伸びる思いです。
少ない時間ではありましたが、さすがの手際で約7,000ℓもの海ごみが回収できました。
続いて翌日、浅茅湾にて行なうシーカヤックツアーです。
この時期ならでは、冬の来訪を報せる風物詩、気嵐(けあらし)が私たちを歓迎してくれます。
陸と海の温度差が表す幻想的な光景に、化学総連のみなさまは表情を綻ばせていました。
対馬の抱える問題と、対馬のあふれる魅力、その両方を体験し、感じた想いを言葉にして伝えてくださる化学総連のみなさま、まこと感謝に堪えません。
これからもより一層の環境活動に取り組んでまいりますので、今後とも力をお貸しください。ありがとうございました!
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