2023年5月27日(土)、この日は二件の海岸清掃が行なわれました。
午前・午後、それぞれの海岸でそれぞれの団体が対馬の海ごみと戦ってくださいました。
私たち対馬CAPPAはボランティア清掃のお手伝いをしつつ、普及啓発、発生抑制に努めます。
【午前】
AM9時頃、私たちは豊玉地区の元塩浦小前海岸に集合しました。
約30名ものメンバーで海岸清掃を行なうのは九州電力豊玉発電所の皆さまです。
過去幾度も共にこの場所を清掃しており、実に手慣れたご様子でした。
そしてもう一組、この清掃に参加されたのが、豊玉高校の生徒さんと先生です。
生徒さんは初めての海岸清掃ということもあって、量の多さに最初は面食らっていましたが、次第に夢中になり始め、作業が終わるころには楽しかったとすら言ってのけました。頼もしい!
気が付けばあっという間で、朝から爽やかな汗を流すことができました。
豊玉発電所および豊玉高校の皆さま、ありがとうございました!
【午後】
続いて午後、対馬高校の生徒さんたちと行なったのは、美津島町の根曽海岸の清掃です。
古墳から見下ろす海岸にも海ごみは漂着しています。約20名の生徒さんたちと共に古代の墓掃除に挑みます。
とはいえ、この時はあまり細かなごみがなく、大きな流木がほとんどでしたので、安全面への配慮から清掃はほどほどに抑え、意見感想を抽出するフィードバック作業に重きを置きました。
集まった意見を文字に起こしたものをその場で対馬高校の生徒さんたちへお渡ししました。
日々環境保護活動や国際交流に励む対馬高校の活動にとって役立つものであったなら、大変嬉しく思います。
大人も子供もなく、社会人も学生もなく、全ての者たちが向かい合うべきテーマとはなにか。
ひとりひとりが考えるべきこと、できること、体験できること、共有できることはなにか。
これからも皆さまと一緒に感じていきたいと思います。ありがとうございました!
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