4月19、20日の二日間。
デンカ株式会社労働組合さまが四度目の来島をいたしました!
毎度力強く活気ある社員のみなさまをたくさんお連れいただき、なおかつ多くの海ごみを回収くださるデンカのみなさま、まこと感謝に堪えません。
初日。
まずは初来島の方々にもわかりやすく対馬の実状をお話しさせていただきました。
海ごみが集まる理由、漂着物の量とその種類、拾っても拾ってもまた流れ着く、といった海ごみの実態に関心を覚えてくださったようです。
続いて行なったシーカヤック体験では対馬の豊かな自然を満喫していただきました。
前回は悪天候のため出艇できなかったので、晴れてリベンジ成功と相成りました。
立ち寄った無人島にも海ごみは流れ着いています。
これは拾わねば、とカヤックに海ごみを積んでいくみなさまの姿に思わずじんときました。
翌日は美津島町の赤島海岸へ出向き、清掃作業を行ないました。
この場所は足場が悪く、大人数で入れず、安全な作業が困難な場所となっているので、今回は対馬における象徴的な海ごみ(ポリタンク)に絞って回収を行ないました。
のり養殖に使われる過酸化水素水を入れるための容器が多く流れ着く事実は、裏を返せば解決可能であることを意味します。
プラスチックは悪ではなく、どう付き合っていくかが重要であるとお伝えさせていただきつつ、環境スタディツアーは終了となりました。
毎年足を運んでくださり、本当にありがとうございます。
対馬の良さ、抱える問題、目指す未来像、そのすべてを持ち帰ってくださるデンカのみなさまとは、ずっとお付き合いさせていただきたいと対馬CAPPA一同願っております。またお会いしましょう!
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